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Eldav は Emacs から WebDAV サーバにアクセスするためのインターフェースを提供します。
(require 'eldav)と設定します。プロキシサーバを利用する場合は、
(setq eldav-proxy "http://your.proxy.server:8080")のように指定します。
あとは、以下のようにファイル名を指定すれば WebDAV のファイルにアクセスできます。
:http://your.webdav.server/path/to/file/name(WebDAV URL の先頭に ':' を加えたファイル名。) サーバが WebDAV に対応していない場合でも、読み出し専用で find-file できます。
Eldav は VC のバックエンドを実装しています(実験的).
(setq eldav-use-vc t)とすると、Eldav の VC 機能が有効になります.
Eldav の VC 機能が有効になっていると,ファイルがチェックアウトされている間 ロックされ,他の人が編集できなくなります (WebDAV の LOCK 機能).
Eldav の VC 機能が有効になっている場合,新規ファイルを開くと,
File was lost; check out from version control? (yes or no)のように聞かれますので,'yes' と入力してチェックアウトしてください.
既に存在するファイルを開くと,読み出し専用になります. ファイルを開いた状態で 'C-x v v' を押すと,ファイルがチェックアウトされ, 編集可能状態になります.
チェックアウトされた状態では,ファイルはロック状態になり,他の人が編集 できなくなります.
ファイルを編集し,保存したあと,'C-x v v' を押して,チェックインしてください. チェックインすると,ファイルのロックが解除されます.このとき, *VC-Log* バッファが現れますので,C-c C-c を押してください (*VC-Log* バッファに何かを入力しても無視されます).